2008年8月14日木曜日

カルフォルニア

13日、米国の銀行持ち株会社ユニオンバンカル・コーポレーション(本社カリフォルニア州)は同社の完全子会社化を目指し三菱UFJフィナンシャル・グループがTOB(株式公開買い付け)を提案したことについて、「買い付け価格は企業価値を過小評価しており、提案の受け入れは少数株主の利益に反する」との声明を発表、TOBを拒否する姿勢を示した。 ユニオンバンカルは、三菱UFJが傘下の三菱東京UFJ銀行を通じて既に65.4%を出資。三菱UFJは前日、1株当たり63ドルで残りの株式をTOBによって買い取る計画を発表していた。ユニオンバンカルの完全子会社化により、三菱UFJは、経営の機動性を高め、グループとしての米国事業の強化につなげることを狙っている。 

0 件のコメント: