2008年7月26日土曜日

出光興産

出光興産は25日に、ガソリンなど石油製品の8月前半の卸値を7月後半比で1リットル当たり3.2円引き下げると発表した。
この値決めの指標となる理由は10―24日の原油価格の急落や円高が原因で、引き下げは半年ぶり。新日本石油など競合他社は8月の卸値を6―7円引き上げる方針。出光の引き下げが店頭価格の下落につながるかは不透明だ。
 アジアの指標原油の中東産ドバイは、7月上旬に最高値を付けた後は24日時点で1バレル当たり20ドル近く下落。原油調達コストが下がった。
 出光は月に二回卸値を変更していて、全国に約4800店の系列給油所を持つ。一方、新日石など多くの石油元売り会社は1カ月ごとに卸値を変えており、7月上旬の原油価格の高値を反映して8月の卸値は逆に上昇する。

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