2008年7月11日金曜日

iphone 本日発売

appleの新型携帯電話「iPhone3G」が本日、日本で発売されました。
国内の携帯市場は総契約数が1億件を超えるなど、飽和状態に近づいています。USA発の世界的な人気商品が日本で旋風を起こすことができるのでしょうか。 昨年6月にUSAで発売されたiphoneは、3・5型の大画面を指で触って操作するtouch panelが好評で、digital音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を組み込んだことから、5月末までに世界で約600万台売れました。日本で発売された新型の3Gは、インターネットをより高速で閲覧できるよう機能を強化。発売初日の購買客は、ネットでゲームや音楽を楽しむ若者が中心でした。
 iponeの販売価格は2年間の新規契約を結べば、記憶容量8ギガバイトの機種が2万3040円。ソフトバンクモバイルが1台あたり4万5000円強を負担し、値引きする。ソフトバンクの孫正義社長は「目先は赤字だが、長期的にみれば利用料できちんと収益が出る」と説明しています。
 月額使用料は、基本料や通信料などで最低7280円で、2年間の支払総額は少なくとも20万円前後となる。5万5000円前後のNTT docomoの最新機種を購入し、同様のserviceを利用した場合より支払総額は、約2万円割高となります。
 NTT docomoは「ネットを多用する若者らにはよい商品だが、ワンセグ機能がないうえ、料金が高い」と話す。auも「支払総額が高く、雪崩を打ってiphoneに向かうとは考えにくい」と静観の構えだそうです。
 アイフォーンは、端末の機能や価格、通信サービスの内容までアップルが世界一律で決める。利用者は音楽や映像、ゲームなどのソフトをアップルの配信サービスを通して購入する。携帯電話サービス会社がメーカーから端末を買い上げ、自社ブランドで販売するこれまでのシステムとは異なります。通信業界関係は「国内メーカーがアイフォーンに刺激を受けている。日本でも斬新な端末や新サービスが生まれる可能性がある」と、市場の活性化を期待する声もあります。

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