2008年7月24日木曜日

NASA

蒸し暑い日が続きます・・・・
これだから雨が降った次の日は~
今やっと涼しくなってきたかな。

さて。
NASAは21日、NASAがスペースシャトル後継の宇宙輸送船として、日本が 開発中の無人宇宙輸送機「HTV」を購入する方向でJAXAに打診していると 読売新聞が報じた内容を完全否定する声明の発表を行った。
同日付けで発表した声明でNASAは「公式にも、非公式にも日本の宇宙機関に 対してHTVの購入を打診したことはない」とした上で「既に米国内の民間企業から 物資輸送用の宇宙船の提供を受けることを決めており、日本や欧州の輸送能力は 当初の国際協定に基づく共通システム運用部分に限定されることになるだろう」と述べた。
今回の声明でNASAが既に導入を決定していると述べた民間企業というのは米SpaceX社のこと。 SpaceX社では既に、6700万~8500万ドル(約70億~9i0億円)という低コストで低軌道に 11.7~15.5トンの物資を投入可能な小型ロケット、Falcon1の打ち上げ実験に成功。 更にFalcon1の発展系となる大型ロケットや有人カプセルの開発なども進めており、 NASAでは既にスペースシャトルの退役が予定されている2010年以降はSpaceX社に 対して、外注する方向で宇宙輸送のための民間事業者の公募を行っていた。 米連邦法では政府調達物資およびサービスはできる限り民間企業を優先して 調達しなければならないと定められており、法律上もNASAが日本の宇宙船を 購入するという可能性は低そうだ。

0 件のコメント: